THQ-100P-SW へのQCMセンサ の取り付け

THQ先端のセンサ取付ねじをゆるめます。マイナスドライバーは添付されているもの、または先端サイズが同じものをご使用下さい。

ねじをゆるめた隙間にセンサの端子を差し込みます。
※手油によるセンサの汚染を防ぐためお取扱い時には手袋を着用するかピンセットをご使用下さい。

端子を奥まで差し込み、ねじを締め直します。
ある程度固定感が出る程度で良く、強く締めすぎるとネジを破損してしまう場合があるのでご注意下さい。

取り付けはこれで終了です。デフォルトでは左写真の様に端子が7mmほど出ている状態になります。通常はこのままで使用出来ます。
フローセルを用いる場合はホルダのベース部分が根元まで来ている必要があるので、左写真の様に端子をニッパなどで端子を7mmほど短くカットしてから使用します。
※ センサの端子部分を延長する場合は こちらをご参照下さい。

 

ホルダ別添付タイプのQCMセンサの取り付け

『ホルダ別添付タイプ』
 ホルダ別添付タイプのセンサには写真のスプリングタイプのホルダが添付されます。

写真の  部分のスプリングにセンサを挟み込みます。

 

※最初スプリングの隙間にセンサが挟まらない場合は、カッターの刃
 を挿し込んで少し広げてやると入りやすくなります。
 (広げ過ぎないようにご注意下さい)

センサの電極の帯部分をスプリングで挟み込みます。反対側も同様に挟み込みます。
左写真が取り付けた状態です。

『ホルタ付きタイプ』

 『ホルダ付き』のタイプの場合には、出荷時に既に
  の部分が 導電性接着剤(エポキシ系)で固定されています。

 

フローセルの取り付け

フローセルを取り付ける場合はセンサの端子を短くカットしてからセットし、
 ホルダのベース部分が根元まで来ている必要があります。
 (センサの上部がフローセル内部に接触してしまうため)
 (※写真は旧タイプのもの)

フローセルを奥まで差し込み、固定ねじで固定します。この時 センサは気流と平行になるように セットします。
 (※写真は旧タイプのもの)

セットしたフローセルに気流のチューブを取り付ければ完成です。測定時にチューブを通じてモニタリング対象の気体にセル内と通過させてセンサの反応をモニタリングします。
(※写真は旧タイプのもの)

左写真の 透明ポリカーボネイトフローセル の場合も同様にセンサの端子を短くカットしてからセットしフローセルをTHQ-100P-SWの先端にねじ込んで使用します。この時あまり強くねじ込みすぎるとフローセルのねじ切り部分が破損しますので無理に力を入れないようにご注意下さい。