QCM簡易IC発振回路 の回路接続例
≪回路接続例≫
※ラベルの表示に従ってこのように接続します。
E/D端子はGND接続すると発振動作が停止します。
TEST POINT にプロ―ブを接続します。
(プローブのグラウンド端子はGNDへ接続します)
ご使用上の注意等
簡易IC発振回路は、内部にCMOSのICを搭載しています。逆接続をした状態で電流が流れますと、ほぼ100%の確率で一瞬で内部ICが破損し故障しますので、接続前にいま一度ご確認下さい(端子毎にラベルが貼り付けてありますので、そちらでご確認下さい)。
また、静電気や過電流にもご注意下さい。 定格の最大電圧は〜+7Vです。+3〜5V程度でのご使用をお勧めします。
電源電圧変動は、微量ですが周波数変化の原因になります( +5.0Vdd±0.5Vにて、最大で±1ppm程度)。 電源側からのノイズを避けるため乾電池を使用する方法もありますが、そこそこのDC電源であれば問題はありません。 コンセント直結のACアダプタはノイズが多いので避けた方が無難です。
プラス側にプルアップしてご利用頂くことをお勧めします。Openでも使用可能です。
発振回路内にもパスコンは実装されていますが、念のためVdd端子とGnd の間に、0.1μF〜0.01μFのコデンサを接続下さい。
周波数カウンタの周波数基準も高安定の方が高角度の測定が期待できますが、周波数カウンタの置かれている環境が安定していればさほど影響は無いかと思われます。( むしろ測定対象の周波数変動の方がずっと大きいため )
周波数カウンタへの接続 〜 10:1パッシブプローブをお使い下さい
簡易IC発振回路〜周波数カウンタへの接続には、10:1 のパッシブプローブをお使いいただくことを推奨します。10:1のパッシブプローブを用いることで、波形がきれいになることに加えて、回路側にかかる負荷が軽減され消費電流が抑制され、余計な負荷変動の影響も無くなります。同軸ケーブルなどで直接カウンタへ接続すると負荷の影響で波形が歪んでしまい正しく周波数が測定できない場合があります。