USB接続 簡易ポータブルQCM測定器 ≪THQ-100P-SW型≫
ノートパソコンに接続するだけでQCM測定を行えます
パソコンのUSB端子から電源供給される簡易なポータブルQCM測定器です。USB接続のみのため接続構成が容易です。付属の専用ソフト(QCMeasure)にてデータをプロットすることが出来ます。また測定器コマンドは公開していますので、ユーザー様サイドでソフトウェアを自作されることも可能です。
気相中でのQCM測定用途です(液相での測定は出来ません)。
手軽なQCM測定器として大学や企業の研究所などで多くご使用頂いています。
≪THQ-100P-SW型≫ 概要
型番 | 周波数範囲 | 周波数表示 | 電源(電流) | 価格 |
THQ-100P-SW型 | 2MHz〜30MHz |
パソコン上にて表示 |
USBバスパワー |
¥165,000- |
≪一式に含まれるもの≫
@ THQ-100P-SW本体(1台)
A USBケーブル (約2m)(1本)
B Windows用ドライバ (32ビット用及び64ビット用)(Cと同一のCDロム)
C QCM Monitor ソフトウェア(周波数表示のみ・動作確認用)(Bと同一のCDロム)
D QCMeasure ソフトウェア(周波数プロット・データ保存ソフトウェア)(CDロム)
E マイナスドライバ(センサ着脱用・サイズの合う市販品)
※BCDのソフトウェアはご購入後にメールでお送りすることも可です。
(CDロムドライブをお持ちでない場合)
≪別売品 及び オプション≫
F QCMセンサ各種
G フローセル各種 ( 透明ポリカーボネイト製 及び テフロン製/1チャンネル及び4チャンネル )
フローセル (別売品オプション)
・1チャンネル用フローセル | |
外径:φ6.0mmのニップルにチューブを接続して測定したい気体を流します。ニップルはテフロン製です。写真のものは透明ポリカーボネイト製のフローセルです。他にテフロン製があります。 |
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@透明ポリカーボネイト製フローセル<S1>(写真のもの) |
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・2〜4チャンネルフ用ローセル | |
外径:φ6.0mmのニップルにチューブを接続して測定対象の気体を流します。ニップルはテフロン製です。4チャンネルまでの測定が可能なため異なるセンサ電極や反応膜をつけての測定が可能です。写真のものは透明ポリカーボネイト製のフローセルです。他にテフロン製があります。 | |
@ 透明ポリカーボネイト製フローセル<S4> (写真のもの) |
測定ソフトウェア QCMeasure
参考情報/延長端子を設けたい場合
≪延長端子の例≫
センサの端子は2.54mmピッチの市販されている <丸ピンソケット>の2ピッチ分でちょうど合うサイズになっています。写真のものはソケットにφ0.8mmのめっき線(単線)をはんだ付けしています。黒い部分は熱収縮チューブ、赤い部分は絶縁チューブです。(どちらも絶縁目的です)この組み合わせで、長さ:20cmくらいまではあまり影響無く測定出来ます。延長線は撚り線ではなく単線を用いること、またある程度太さのあるもの(φ0.8〜1.0mmくらい)を用いた方がベターです。
USBドライバのダウンロード
※ ご使用になるパソコンのOSビット数によりUSBドライバが異なりますので、
お手持ちのものが合わない場合は以下からダウンロードされて下さい。
・ 32ビットOS用の USBドライバダウンロード
・ 64ビットOS用の USBドライバダウンロード
(クリックするとダウンロードが開始されます。圧縮ファイル形式です )
THQ-100P-SW型 電気的仕様表
型番 | THQ-100P-SW型 |
周波数範囲 | 2.5MHz〜30MHz のセンサを使用可能 |
電源 | USBバスパワー ( 5V ) |
消費電流 | 50mA 以下 |
動作周囲温度 * | 0 〜 +40℃ |
動作周囲湿度 * | 30〜90% RH |
振動子 | 4.88mmピッチのリードタイプのQCMセンサを装着可能 |
精度 * | ±2% 以内 ( 誤差要因含めた目安として) |
応答時間 | 1〜3分 ( 90%応答) * 測定対象物質の付着状況により異なる |
カウンタ機能 | Gate Time=1秒 / 分解能:1Hz |
出力 | シリアル USB |
接続ソフト |
QCM Monitor + QCM SHOT または QCM Monitor + QCM Measure ソフト。 |
本体寸法・重量 | φ24.0×120 ( mm ) 、 約 150g (ケーブル含めず ) |
添付品 |
USBケーブル、QCM Monitorソフトウェア、QCM Measure ソフトウェア、 |
THQ先端のセンサ取付ねじをゆるめます。マイナスドライバーは添付されているもの、または先端サイズが同じものをご使用下さい。ねじをゆるめた隙間にセンサの端子を差し込みます。※手油によるセンサの汚染を防ぐためお取扱い時には手袋を着用するかピンセットをご使用下さい。端子を奥まで差し込み、ねじを締め直します。ある程度固定感が出る程度で良く、強く締めすぎるとネジを破損してしまう場合があるのでご注意下さい。取...