|スマートOCXOシリーズ ・ PPS-DO OCXO 他|

★スマート OCXO シリーズのラインアップ★
 ・外部 1PPS入力に同期する PPS-DO OCXO
 ・高分解能 DAC内蔵・デジタル制御タイプのOCXO

@ PPS-DO (外部1PPS同期/RF(10MHz〜20MHz)に同期した1PPSを出力)   
A I2C制御タイプ OCXO(リモートでの制御が可能/自己補正機能)  
B 特性データ例(同期時の安定度/ホール御オーバー時の安定度)

≪主な用途≫
・GNSSを利用した周波数基準機器
・5G グランドマスタ
・PTPグランドマスタ/スレーブ
・通信基準局
・電力通信
・放送基地局
・各種社会インフラ(防災無線・消防無線等)の周波数基準

外部1PPS同期タイプ (PPS-DO OCXO )

型番: STP3657LF 25.4×22.0×12.5mm 3.3Vdd SMDタイプ データシート
型番: STP3521LF 51.3×41.3×14.2mm 5.0Vdd DIPタイプ データシート

( I2C 通信の 『デバイスアドレス』 は共通で 『0xE0(7桁表示の場合)』(8桁表示では『0x70』)です。 )
外部からのリファレンス1PPS入力に同期してRF出力(10MHzなど)及び1PPSを出力します。
外部1PPS入力が切断されると、内部のOCXOで補正された温度特性および経年変化特性で
優れた安定度で 自己補正し HOLDOVER モードになります。
STP3657LF の場合では、4℃の温度変化にて1.5μs/24時間、10℃の温度変化にて1.5μs/12時間、
20℃の温度変化にて1.5μs/4時間の HOLDOVER時間です。

 <ブロック図>


<使用方法例>


 

I2C制御タイプ  ( デジタル制御OCXO 

型番:STP3920LF 25.4×22.0×12.5m 3.3Vdd SMDタイプ データシート

型番:STP3539LF
   (Rev.A)

51.3×41.3×14.2mm 5.0Vdd DIPタイプ データシート

( I2C 通信の 『デバイスアドレス』 は共通で 『0xE0(7桁表示の場合)』(8桁表示では『0x70』)です。 )
I2C接続により内部のD/Aコンバーターの値を調整して周波数の微調整を行います。
そのためリモートからの周波数調整も可能です。
周波数温度特性は自己補正により通常のOCXOよりも優れた値になります。

 <ブロック図>


 <使用方法例>


 

★特性実測データ ( 通常動作時及びHOLDOVER動作時 )

STP3567LF  (PPS-DO OCXO) の 安定度実測データ


 @ 外部 1PPS入力 (GPS)に同期している状態にて / 起動時〜安定動作まで
 ・10MHz出力( PLL引き込み後に安定出力となります)
  


・1PPS出力( PLL引き込み後に安定出力となります)
  


A HOLDOVERの実測データ例
・10MHz出力(48時間以上 外部Refの1PPSに同期後/室温で数度の温度変化のある環境にて)


・1PPS出力(48時間以上 外部Refの1PPSに同期後/室温で数度の温度変化のある環境にて)


※ 定常時は外部リファレンス 1PPS入力に同期しながら自己学習を行い、HOLDOVERへの
 移行時に周囲温度や経過時間の自己補正を行うことでより高精度を保ちます。
 自己補正の期間は事前に 外部リファレンスに同期していた時間の1/2で最大24時間までです。
 (例:12時間の同期時間の場合は6時間までの補正時間、1週間など長期の同期期間の場合は
  最大で24時間まで)
 自己補正期間後は周波数調整値を固定してOCXO単体の安定度で出力を保持します。
 自己補正期間終了後も 1PPS出力はそのまま継続します。
 HODLOVER時の内部のステータスの状態は I2C経由で確認することができます。


※ 実際の特性には 個体差及び環境(事前の外部TRefへの同期していた時間・起動後の時間など)
 による差がありますのでご留意ください。




※ Holdoverの経時変化の補正の詳細については、各機種のデータシートをご参照ください。

★評価ボード・評価キット・ソフトウェアについて

※ 評価ボード・評価キットを用意をしております。
 



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